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大熊弁玉(幕末の歌人・三宝寺住職、神奈川区)

大熊弁玉

大熊弁玉(おおくま べんぎょく)は、あまり知られていませんが、横浜での幕末、明治維新の変革を読んだ歌人であります。神奈川宿にあった浄土宗三宝寺(神奈川区本覚寺近くに、空中楼閣のような姿で現存)の第21世住職で、文政元年(1818年)江戸浅草に生まれ、芝増上寺で学んだあと三宝寺の住職になりました。

弁玉は幕末、明治維新の時代の社会体制の急激な変化、開港場横浜の世情、文明開化の新事物などを巧みに捉えて多くの長歌や短歌に読み込みました。「蒸気車」「電信機」「ガス灯」「人力車」「写真」などを観察感鋭く歌っています。例えば、寺のすぐ下を初めて走った蒸気車を目の当りにして驚き、自分でも乗って感動したことを

「羽ばたえて 雲路を翔る ここちせり こやいまの世の 天の鳥船」

という歌に残しています。

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